胸糞悪いよね。
ザックリ言うと、ドラマの原作マンガ家が、そのドラマとスタッフをキッカケに自殺してしまった話。
原作者、原作に忠実な表現を条件にドラマ化を了承した経緯があって。
なのに、勝手に原作改変されて、大事にしてたシーンまで削られて。
改変に抗議したら、脚本家にSNS上で悪口を書かれて。
それを受けた原作者が、説明するブログを上げたら、ネット上で脚本家が叩かれて。
「あの作品も、この作品もこの人に改悪された!」みたいな掘り起こしがあって。
なんか、説明難しいから、調べて欲しい。
とりあえず、この流れを苦に自殺を選んでしまったんだろう。
原作者は擁護されてるのにも関わらず。
セクシー田中さん、過去に2巻くらいまで読んだ。
田中さんは地味で真面目なんだけど、裏でポールダンサーしてて、なんか、こう、自分を大切に生きてるような感じで。
だいぶ昔に読んだので、細部は覚えてないが、面白かった気がする。
ギャグ調なんだけど、心地よく刺さるというか。
またちゃんと読みたい。
刺さるものが書ける、人の心に響く言葉が使えるって、感受性が相応に豊かなんだろうなって。
人の言葉が刺さってしまう人だから、人の気持ちがわかる人だから、こういう作品が描けるんだろうな。
だから、自殺を選んでしまったのかもしれん。
繊細で優しい人ほど自殺して、嫌な人間ほど生き残って。
嫌な世の中よね。
客観的に見ると、こんな奴らのために死ぬことないのにって思うんだよな。
でも、死にたい人って、「自分が悪かったんだ」「自分が対応を間違えたんだ」って思っちゃうんだよね。
自分が変われば相手も変わる、話せば分かるって信じてるから、優しいから、責任を負っちゃうんだよな。
こういう人は図太く生きるの、というか、感情や美学でなくて、客観的事実を基に生きるのが大事よね。
1%でも悪かったら、99%相手の責任でも、「相手は環境みたいなもんだから、変えられるのは自分だけだから、自分が100%悪い」みたいな考え方に陥ってしまったりするけど。
もっと客観的事実だけで考えていった方がいいんだよな。
1%自分が悪い、99%相手が悪いなら、それはそうなので。
感情とか美学とかそういうもので動いた方が、人生は躍動するし、楽しくて鮮やかだけど。
そういうもので生きて傷ついて、心を塞ぐなら、もっと冷静になった方がいい。
感動する心、優しい心、そういうものでも、そこばかりに振り回されたら自分の位置が見えなくなって。
少しでも客観視できたら、創作に繋がるけど。
全く客観視出来なかったら、ただ心のままに死に向かってしまうよなって。
他人って冷たいので。
我々は、辛い時には感情をオフにして、図太く事実に基づいて、生きてこうな。
他人も自分も友達も家族も、価値が一緒だと思い込むから辛いんだよね。
自分や身内を他人よりも大事にしていい。
幸せになろうな。