現象としては面白いんだけど、パントビスコさんとか、しかるねこさんとか、きくちゆうきさんとか、良いこと言ってる人が無性に苦手だ。
芸人だとエハラマサヒロさんとか、紳助さんとか、宮迫さんとか、ベッキーさんとか、アンミカさんとか。
嘘、エハラマサヒロは売れてないので逆に好き。
なんか、終始ふわっとしててふわっと終わらせる優しい推理小説と同じくらい苦手だ。
流行る、ということは、即ち、それが人の心を楽にしているとか、楽しませているということで、そこが理解出来ないのって、人間として欠けているのかも。
普通に生活してても、大多数が良い人だと言う人がどうしても信用できない。
何かされたわけでもないのに。
良い人〜とか言う人も、本当はそいつの中身が真っ黒で取り繕うのが異常に上手いことを分かってるんだろう、その上で保身か?って思ってしまう。
誰も信用できなくなると言うか。
分からないわけないもの。
誰しも島田紳助さんがクソみたいな人間って最初から気が付いてたでしょう?
ベッキーさんがそう言う人って最初から見え見えだったじゃん。
悪い人で、最初から悪い顔してる人の方が好きだ。
例えば麻生さんが横領してるとか言われたらやっぱりって思うだろうけど、なんか、好感が持てる。
ナダルやクロちゃんのクズっぷりの方が好きだ。
紳助さんが反社って言われたら、これもやっぱりって思うけど、嫌な気持ちになる。
本人の肥え太った自尊心が見え見えで、自分の黒さを何か良いものに昇華して、人から正当化してもらおうみたいな精神が。
自分では黒さを認められず、人を使って自分を真っ当な人間だとか思うその浅ましさが。
まっ黒なのに、人からはクリーム色に見えるように、これを視聴者や読者は求めてるんだろうみたいに上から目線で画策してる感じが。
言葉の端々から感じる香ばしさが本当に嫌だ。
こう、私がこのまま比較的楽に成功するならこの方向性なのかなって感じも含めて嫌だ。
私も黒さがあるからこそ、そう言う思考回路が分かる同じ穴の狢だからこそ、嫌いなのかも知れない。
姑息に黒く営業スマイルを貼り付けて生きる彼らの泥臭さを好きになることが、自分自身を好きになる第一歩なのかも知れない。
本当は所ジョージさんとかケンコバさんとかタモリさんみたいに生きたいけど、適性がエハラマサヒロさんでありアンミカさんなのを認められない。
終始一貫裸一貫みたいな人間として生きたいよ。