過去になるほど思い出は美化されるなぁと思う。
当時は悩みや問題がたくさんあったはずなのに、今となってはそんなことはどうでもよくて、その時の幸せな瞬間だけが目に浮かぶような。
親にしても、確かにそう言う瞬間もあったかもしれないなぁと思うし。
嫌なことは忘れて都合の良いことだけ覚えているような、それが風化なのかなぁと思う。
親と、実際会ったら嫌な気持ちが沸々と湧いて恨み節や殺意が出て来るんだろうなと思っていたけどそうでなくて、心の拒絶感だけがあったというか。もう関わらないで欲しいような。
ダッシュで逃げた。ただ存在として怖かった。
ホラー映画のオバケみたいな感覚。
元カレも、親みたいに嫌なことがあった訳でなくて、良い思い出になってるし、また会いたいなとかたまに思うかもしれないけど、会ったら、きっと、あぁ、だから別れたんだぁ、って確かめるだけになる確信がある。
恋愛抜きで会おうにも、最初から0:100で恋愛対象として見てたので、それ以外の接し方も無いし。
親にしても元カレにしても、時間が思い出を綺麗にするので、会わない方が幸せだろうなぁと思う。