昔から、作業中に思考が始まり手が止まることが多い。
みんなが集中して作業できている場面で自分だけ別のことを考えてしまったりする。
これは、ADHD特有の思考の跳躍にあるのだと思う。
目で見たことや聞いたこと、考えていることに関連した物事が意識と関係なく次々と頭に浮かび、今考えるべきことや作業を忘れてしまう。
ある程度連想することは良いことだと思うが、やるべきことをほぼ全て忘れて没頭してしまうのは病的だ。
思考しなければならないときは、思いもよらぬアイデアが浮かびやすい反面、普段の生活は破綻しがちになる。
先延ばしぐせ、物忘れ、遅刻癖の主な原因になっている。
それを改善する為に、8月の月間目標は「作業と思考の分離」とする。
作業に思考を持ち込まなければ連想ゲームも起こらないと考えたからだ。
作業中はなるだけ何も思考しないように身体だけ動かし、現在の身体の感じ方や、見ている景色に集中することを心掛ける。
その為に、作業前に計画を立てるなどの思考について必要な行動は出来るだけ済ませてしまう。
具体的な手法としては、1日を何ブロックかに分け、ブロックごとの最初に思考時間を設ける。
明日は試しに、起きてから午前中まで、お昼から夕方まで、夕方から寝るまでの3ブロックに分け、作業を20分以内で出来ることに分けて、それをチェックリストにまとめることにする。
次のブロックが来るまで出来るだけ思考をしないように手だけ動かす。
ネットで調べてしまい、そのままスマホに気を取られてしまうことを防ぐために、媒体は紙を使い、問題集で分からないことがあった時にやることもあらかじめ決めておく。
私の長年悩む最も大きな問題の根幹に位置する思考の癖なので、治るかどうかは正直分からない。
逆にこれが治ればかなり人生良くなると思うので、根気よく色んな方法を試してみようと思う。