ゆかり徒然日記

鬱病から引きこもりにランクアップしたアラサーのブログ。

子供に自ら病院に行く、という選択肢を

子供に「病院に行く」という選択肢を、与えて欲しい。

自分だけで。

 

私は小学生の頃からずっと死にたくて、胃が痛くて、精神的に参ると吐いたり、夜眠れなかったりしていた。

本当に苦しかったんだが、躁鬱の母が「お前は甘えているだけだ、お母さんのほうがもっと苦しい」と精神科に行かせてもらえなかった。

その他にも病院や歯医者にもそもそもほぼ行かせてもらえず、祖母の口添えで歯医者だけは行かせてもらえていた。

 

むしろ機嫌が良いと「病院行く?」って言ってくれたけど、行くまでに機嫌が変わるかもしれなくて怖かった。

毎日のように、腹痛と吐き気でうずくまっていたんだけどその度に「お母さんのせいって言いたいのね」「お腹痛いなら学校辞めろ!」みたいなことを言われていたし、耐えかねて家の胃薬を使うと怒られたし、なかなか言い出せなかった。

学校に行かなきゃ行けない朝以外は自分の部屋でうずくまるようにしていたし、別に当て付けていた訳ではないのに。

 

大人になって病院に行き、鬱病パニック障害逆流性食道炎と判明した。

抗不安薬睡眠薬と胃薬を毎日服用して、母親とも縁を切って、今は人生も悪くないなと思えるくらいまで回復した。

でも、幼い頃病院に行けて居たら、人生もっと楽しく生きれたんじゃないかなぁとも思う。

 

「病院に行く」っていう選択肢を、子供自体が持てていないことが問題だ。

自分の体の不調を伝えても、親が対応してくれないことなんて多々あると思う。

小学校高学年くらいになれば、ある程度不調の分別もつく。

学校の方で相談室を設けて、「自分がいつもと違うな、不調だな」と思ったら必ず相談するように促して、親に通知だけして勝手に病院に行けるような制度があったらいい。

 

母親は縁切ったし恨みはないけど、子供が自分で病院に行ける、というか、子供と親とを独立した別個体として見なせるような世の中になればなと思う。