子育てにあたって、実態の掴みにくい愛を持つ必要は無いのかもしれない。
産む前から愛せない心配ばかりだけど、子供は愛さなくて良いのかもしれない。
親としてやるべきことだけやれば良い。
親としてやるべきことは、①子供の心身の安全地帯を作ること②自分の人生を生きること、の二つだけだ。
私がやって貰いたかったのはこれだけだったから。
①も②も無かったのに、機嫌が良くて結果を出した時だけ気まぐれに愛情表現して貰えたことで私は歪んでしまった気がするから。
①心身の安全地帯を作ること、について
→差別されない程度の普通の衣食住の提供
・安くてもいい、洗濯された服
・毎日のお風呂
・3食のご飯
・清掃された家 最低限の人間らしい生活
→子供の全てを受け入れる姿勢
・否定しないで最後まで聞く
・何事も偽りなく正直に答える
・手伝いを頼んだ際ありがとうを忘れない
・お迎えを頼まれても、お願いしますとありがとうがなければ聞かない
・対等であるという意識を持つ
②自分の人生を生きること
→子供のために自己犠牲しない
・お前のせい、でなく、あなたのおかげ
・自分の趣味や仕事を全力でする
愛せなくてもいいから、これだけは守っていきたい。
愛がなくても、子供が大人になってから、人としての対等な信頼関係を築けるようになりたい。
岸田さんも親バカとか言われてるけど、二代目なんて風当たり厳しいんだから、周りを認めさせるくらいの実績を外で積んで来れるように色んな方法を腹割って話すとかすれば良かったんだろうなぁと思う。
継がないことも視野に入れて。
立てこもり事件の犯人も、親に全て与えられる状況で、親が子供という存在を認めず、子供と自分とを切り離して考えなかったというか。
子供の心の自由を親が奪って歪ませたと思うので。
結局そんな親の愛なら要らないもの。
子供が子供自身であるために出来ることをやるのが親で、子供は親の付帯物でない。