ゆかり徒然日記

鬱病から引きこもりにランクアップしたアラサーのブログ。

不登校の子どもたち

個別指導や家庭教師の塾生は、不登校だったり学校をサボりがちな子どもが多い。

 

日本国内で見ても、近年では不登校児の割合が増えている。

ネットやYouTubeの普及で、学校に行くのが当たり前という世界観で子供達を縛るのが難しくなってきているからだろう。

行きたくない子供を無理に学校に行かせる親もとても辛いと思う。

 

個人的に言えば、学校は行ったほうが良いと思うけど、無理に行かせるものではない。

 

行ったほうが良いと思う理由として、学校ないし集団生活で得られる大切な能力が2つあるからだ。

一つは集団の中で自分の役割を見つける能力、そしてもう一つは他人に頼る能力だ。

この能力が少しでもあれば、大人になったとき自分の食い扶持くらいは自分で稼いで生活できるような気がする。

私は学校に居ながら常に1人で行動していたが、委員会活動や係の仕事など自分の役割を見つけなければならなかったし、どうしても1人で出来ない掲示等では人の手を借りる必要があったので、最低限その能力を身に付けることが出来た。

不登校であると、これが身につかない。

 

しかし、不登校には不登校なりの理由があると思う。

大体は学校に自分の居場所が無いと感じて心苦しくなっているからだ。

本人がそう感じているだけで、居場所が本当に無い、なんてことはない気がする。

居場所が無いと感じるのは、立ち位置の理想と現実が食い違ったときだったり、授業で能力の差を感じてしまった時だったり、先生や学友に嫌われていると感じてしまったりした時などだ。

能力や立ち位置なんて人それぞれだ。

相手の能力や立ち位置の良し悪しはそんなに気にならないのに自分の能力や立ち位置だけなんで気になってしまうんだろうね。

実際嫌われてしまったとしても、事故みたいなもので、嫌われてても良いじゃんと思う。

自分がやりたいことをやるために生きてるんだから、好かれた方がいいけど、人に嫌われてもいい。

そうやって、開き直って、失敗してトライアンドエラーでやってったほうが結果オーライになったりする。

むしろ、こういう空気読めない人間もいるんだぞって、実地で教えてるんだから感謝して欲しいよね。

これが役割ってもんよ。

 

ということで、変な自意識拗らせて怖くて学校行かない子供の気持ちめちゃ分かるから、辛いなら行かなくて良いと思うんだけど。

開き直って1人でもいいからって楽しんで学校行けたら良いよね。

ペアは不便だけど。誰も入れてくれないし。

ペアシステムなんなん?1人じゃダメ?壁とキャッチボールするが?

私のやることは、開き直れるようなマインドに向かえるように話を引き出してあげること。

そして、開き直って学校に行けた時、学校の授業についていけなくて心折れないようにしっかり一緒に勉強することよね。