友達がどんどん島から離れて、家庭を持って、疎遠になってく。
寂しいけども、多分そんなもので、みんな大人になったらやっぱり家族中心になってくよね。
友情は変わらなくても、ちょっとも減らなくても、より大事なものがどんどん増えてくというか。
6年くらい前かな。
小学生の頃からずーっとゆかりちゃんが1番!って言ってくれてた子がいて、でも彼氏ができた途端、ポッと出の知らん男が、長年の友人の私を差し置いて優先されるし、その男と私が軽く話すのすら嫌がるし、あ、私よりこの男が大事なんだなと思った。
小中学生時代って友達が全ての頃だったからこそ、その子がそう変わるのが印象的で。
私だけがあの頃に取り残された感じ。
私の居たところに別の男がするりと入って、私は小中学生時代に取り残されてしまったというか。
いや、今考えると私の方が重いんだけども。
友達は友達でそれ以上でもそれ以下でも無いし、友人の人生の1番隣でバカやれるのは、私でなくて、結局配偶者なんだなぁと思ったというか。
今でもその子とバカはやるんだけどもね。
きっと他の友人たちの隣にも私の入れないとっておきの1番があるはずで。
友人とは、ばあちゃんになって、お互い旦那に程よく冷めたら、一緒にシルバーカー乗り回そうなと言う気持ち。
皆んなでシルバーカーでカーチェイスしよう、ゲートボールで海まで行こう。
そんな私も多分、彼氏が今後、私のとっておきの1番になるんだろうなぁと。
そう考えると、まだまだこれからだけども、死ぬほど好きだなと思うね。
死ぬまで隣で一緒になってバカやってて欲しいし、ボッキソードで魔王を貫くゴムゴムの実の勇者の話、沢山しような。