ゆかり徒然日記

鬱病から引きこもりにランクアップしたアラサーのブログ。

趣味の合う彼氏

最近、食の趣味と本の趣味と、いろんな趣味の合う、歳の近い彼氏が出来た。


私は可愛いカフェとスイーツが好きだ。色んな多国籍料理が好きだ。色々なところで色々なものが食べたくて、料理もする。しかしお酒は飲めない。タバコも吸わない。

彼は私よりスイーツ好きだ。毎日何かしら甘いものを食べているから少し体型が気になるみたい。探究心があるので色んなものを食べ、料理も手伝ってくれる。そしてお酒は飲めるが、付き合いでしか飲まない。タバコも吸わない。

平日は気になるスイーツのお店とかケーキ屋さんをLINEで共有し、二人で週末に食べに行ったり、買いに行ったりする。


私は週に2冊くらい本を読む。最近だと働き方みたいな自己啓発本が多いけど、基本は科学や哲学、心理学の本が好きで読む。建築も一応読む。

彼はめちゃくちゃ読書家で、建築の本を300冊以上持っている。シュールな小説も沢山持っているし、なぜ?!みたいな本も持っている。蔵書が1000は軽くありそうだ。オススメの小説はいつも面白い。

半分くらいは積み本で多分読んでないはず。集めるのが好きみたい。

暖かくなったら、一緒に外に本を持って出て、公園やカフェで読書会をする予定だ。


私は外で散歩したり、季節を感じるのが好きだ。

彼はあんまり興味はなかったみたいだけど、晴れた日は朝からパン屋さんに寄って一緒に公園に行ってくれる。

彼はトカゲを見つけるのがめちゃくちゃ上手い

自然の中で食べる朝ごはんが一番美味しいと思う。


彼はスポーツ観戦が好きでDAZNを入れてサッカーや野球を楽しんでいるみたいだ。

彼からはあまり話してくれないけれど、聞いたらペナント予想とかしてくれるので熱い。

阪神連敗していたので、一緒にお好み焼き焼きながら応援した。阪神は負けたけど楽しかった。


付き合っていて楽で、すごく楽しい。

めちゃくちゃ穏やかで真面目だし、何の不安もなくて、ただ安定している。

え、お付き合いってただ楽しいものなの?!我慢することが無いの相手無理してない?大丈夫そ?と思う。

最高でしかない。


これまで趣味の合う彼氏、というか、私の趣味に付き合ってくれる彼氏と付き合ってこなかった。

というのも、自身自分が人と違って特別な人だと思っていたし、相手も我が強いというか、個性の強い人しか好きになれなかったから。

だって、個性がないとその人以外にも同じような人がたくさんいるし、付き合う意味がないと思っていた。

私が居なきゃダメだとか、最初からこの人は特別だと思う人と付き合っていた。

特別な人なら好きでいる意味があるし、意味があるうちは一生好きで居られるから。


そう思ってた。

でも違った。

そもそも私も、誰しも、特別でないから。


沢山居る人だったとしても、一緒に時間を重ねることが楽しい人がいいなと思えるようになった。


誰と居るかって大事だ。自分の軸をお互いに自分で100%持って、相手の軸も変えようとせずに、ただ自然に居られる人が良い。

それが出来る人って見回すと割と沢山居る。


逆に自分や相手にとって、最初から特別な人っていうのは、相手に自分の人生を変えてもらおうとか、相手の人生を救おうとか、そういうなにか軸の共依存的なことを考えてるから特別に見えるわけで、その時点で終わりが見えているというか。

人生って他人にどうこうしてもらうことでもないので。

特別だと思ってても、特別なんてことはない。

結局人は一人だし。


ということで、この人でなくてもいいし、私でなくてもいいし、お互い普通の人だけど、この人と過ごす時間は一人で過ごすより自由だと思わせてくれる、めちゃくちゃ素敵な人と付き合っている。

一番好きかは分からないけど、一番幸せだし、穏やかで陽だまりに居るみたいな気持ちがする。

多分死ぬ時にこの人を選んで良かったなって絶対思える。


彼氏と別れることがあっても、次からも纏う空気の柔らかで陽だまりみたいな、誰にも知られないかわりに、誰からも嫌われないような、ただ素敵な人と付き合うんだろうなと思う。