義母と父が会って。
私が塾でいつも表彰されてたとか、学年一位だったとか、ペラペラ喋ってて。
そんなの望んでほしくなかったなぁって思った。
最初は勉強好きでやってたんだよね。
この子は勉強嫌いなのに、出来てた、なんて。
勝手に決めつけないで欲しい。
好きだったから出来てたんだよ。
お前らが私に、勉強が出来ることを望むのは。
こうやって、人に自慢したいからで。
成績表がオール◎でも、学年一位でも、ほとんどのテスト100点でも、全く評価してもらえなくて。
マラソン大会で2位でも、リレーの選手になっても、北信越行っても、なにしても。
褒められなくて。
反対に、弟は、成績悪くても、素行が悪くても「ダメな子ほど可愛い」って愛されて、いつも笑顔を向けられて。
少しでも入選しようものなら大袈裟に褒められて。
その課題、私が手伝ったのにって言ったら、聞こえないフリされて。
表彰状入れ、私はいっぱいで弟はスカスカで。
でも、私はほとんど褒められなくて、弟は全部褒められて。
私はお外でだけ、誰かに自慢する時だけ、愛されるけど、家では、ほっといても良い子で。
勉強しか自分の価値がなくて。
だから、ダメな子になってみたけど、それでも愛されなくて。
勉強出来なくても私はここにいるもの。
ダメ人間でも私は私だもの。
で、今回も、弟が、バカで可愛い話ばかり聞かされて。
弟の失敗談。
弟の旅行の話。
弟の話、弟の話、弟の話。
義母にも、私の勉強出来た話以外、95%、弟の話。
私の話なんてないから。
しょうがない。
〇〇した方がいいよ、〇〇手伝えるよって申し出ても。
そこで思いついたように、その〇〇を弟に、出来なくてもやらせるって結論になって。
やっぱり私は必要ないんだなぁ。
心から、私を見たくないんだなあって。
見てもらえないのが、当たり前だと思ってたけど。
振り返ると違和感ばかりよね。
いや、お金くれたり、ご飯くれたり、親として必要なことはやってくれたけどもね。
見たくないならまぁ、仕方ないよね。
あいつらに割く心、人生、全部、無意味。
勝手に感想持って、勝手にやっとけ。
頑張っても意味ないなんてことない。
自分を一番信じて進めば良い。
惑わされるな。
評価よりも、信念が大事、自分の心が大事。
大丈夫。
楽しめ。
私は私を愛せる。
幸せになれ。
私。