目立ちたいのか。
唯一無二になりたいのか。
人の役に立ちたいのか。
愛されたいのか。
全部全部違う。
私がどうありたいか。
自然でありたい。
野生動物のように、山に咲く花のように。
ありのままに居て凛として、何かと自分を比べるでもなく、自然な自信を持っている。
野生の虎に、飾り気なんてないし、気取ってもないし、プライドなんてない。
ブランドや学力や経歴、色々なもので武装しないで。
裸で、ただ己の生に向き合って。
だから野生の虎は美しい。
私もそうありたい。
旦那がそう生きている。
ありのままで凛と真っ直ぐ立ってる。
旦那のこと、昔は実力も経歴もあるのに、自己プロデュースが出来ない、全く評価されようとしない、箔を自分から隠す馬鹿な人だと思っていた。
服も髪型も見た目は全て、常にコンセプト「世間に埋もれる」で。
何者かになろうとしない、特異であろうとしない。
でも、決して卑屈でない。
自然な自信があって、自然な人柄があって。
それが彼の美学というか、美しさなんだろうなって分かるようになった。
私もありのままで凛と真っ直ぐ立ちたい。
捨てて捨てて、裸で私という存在だけで、そのままを受け入れて、自然にありたい。
これまでの私は。
何者かになりたくて、特異な存在でありたくて。
目立ってなんぼ!って金髪にしてみたり。
ナチュラルな洋服にハマってみたり。
お笑い芸人になって。
有名な人と繋がって。
資格試験に挑戦して。
実力以上に自分を強く見せるプレゼンをして。
自分の見せ方ばかりにこだわって。
自分というものがわからなくなって。
今。
このまま生きていくのは嫌だから。
自然になりたい、自然でありたい。
自分は見せるものではなくて、在るもので。
見せる自分には自然な美しさがない。
どういうときに私は自然であれるか。
自然の中にいる時。
山を登ったり、川にいる時。
全力を出し切って疲れたとき。
運動しているとき。
勉強しているとき。
何かに打ち込んでいるとき。
1人で黙々と何かに向き合うとき。
こういうとき、私は自然であれる。
成果なんて関係ない。
場所なんて関係ない。
評価なんて関係ない。
何かに向き合おう。
脇目も振らず。
どんな人も。
自分がどうありたいのか、本心からどうなりたいのか。
生きたい自分を生きるために。
何度でも立ち止まって考えること、大事だと思う。
変わらなくていいと感じるなら、それはそれでよい。
歳を重ねるごとにこれまでの生き方を変えるのは難しくなるけれど。
考えるだけでもいい。
やれることをやろうとすればいい。
少しずつ、でも確実に変わっていこうな。
ファイトやで。