ゆかり徒然日記

鬱病から引きこもりにランクアップしたアラサーのブログ。

安芸高田問題、議会が悪いけども

市長も、過去の私見てるみたいで苦しくなるんだよな。

正しいことを、そのまま言っちゃダメなんだよね。

 

過去、私も同じように、正しいことをそのまま言う、論理に納得感があれば分かり合えるはずと思ってたので。

昔いた会社で、「外部のコンサルタントを招いて全社員に経営の現状を毎月数字と共に報告する会」があった。(とても良い会社よね)

そこで、疑問や考えられる改善点を指摘した。

ら、後で常務から「会議で発言する時は根回ししろよ、俺らの立場ないから」って言われた。

何ヶ月か、正しいと思うこと、こうした方がいいと思うことを言い続けたら、めちゃくちゃ立場が悪くなって。

上司に何か言われるたびに、「その件について私はこう思いますが、どう思われますか?」って説明して質問しても「根回し、黙れ」で、「問題に対しての答え」が聞けなくて、数名の上司に根回ししても、根回しの時点で握り潰されるし。

だから、やっぱり会議で発言したら、周りの若手が「ゆかりをなんとかしろ」って言われて。

周りの若手も居心地悪くなって。

結局、若手は外部の人間の居ない社内の会議でしか発言権が無くなってしまって。

その経営の報告会自体も、幹部だけでやろうかみたいな話が上がってしまった。

若かったんだよな。

 

なんだろう。目的を達成するためには正しいことだけじゃダメというか。

是々非々じゃダメというか。

人間って、やっぱり、集団であって、個人なら分かり合えることも、集団だと難しいんだよね。

メンツとか、プライドとか、色々。

どうでも良いことで9折れて、本当に成したいことを1頑張るってのが社会での生き方で。

本当は10納得したいけども。

何か1つ変えるためには必ず9つ折れる必要がある。

良いことは良い、悪いことは悪い、というよりも、人間関係って結局貸し借りなので。

論理より、感情の方を大事にしなきゃいけない。

 

私は私一人だったからいいけども。

どんだけ議会や上司がアレでも、本当にお客様や市民のことを思うなら。

何かを進ませるためには、折れることも大事だろうなって。

 

嘘、今の市長がそのまま突き進んで何かを変えられるかも気になるので。

突き進んで欲しいけども。

本当にいい市長って、本当に市民に寄り添って、行政を変えていけるのって、この形では無いんだろうなって、なんとなーく思うね。

何かの傀儡になる人よりは何倍も良いけども。

個人的には石丸市長大好きだけど、友人に欲しいタイプだけど、市民になりたいかって言われたら違うよね。

自分が住む市は、腐敗を拒絶するんでなくて、腐敗すら飲み込んで、飲まれてるようで少しでも方向性を良い方向に変えれる、全体が見えてバランスの良い立ち回りが出来る、カリスマ性のある市長が居て欲しいな。

そんな人が地方政治なんて来ないだろうけどさ。