突然、今死のうと思うことがある。
例えば、対向車で大型トラックが居て突っ込めそうなとき。
高速道路の高架橋を渡る時。
もしくは電車のホームの列の一番前に居る時。
あと一歩で死ねる時、あ、今死のうって思う。
ふーっと吸い込まれそうになる。
別に普段死にたくなくても、死ねるタイミングくると、「あ、今だ」って思う。
人に迷惑かけても死んだら関係ないよねって。
だから、電車のホームの扉とか、高速道路の上の歩道に設置されたフェンスとか、中央分離帯とか、多分私みたいな人間のために作られた物なんだろうなって。
あれがあるだけで、今だって思わなくなったもの。