見かけじゃない、お金じゃない、アピール用の優しさや飾りではない。
普段日常の些細なところの優しさや、些細なところに手を抜かないところ、子供にも老人にも対等に接するところ、身だしなみを毎日キチンと整えて自分のことを大切にできるところ。
そういう本物の優しさのある人と一緒に居ると幸せになれる。
お金なんていくらあっても、愛のない人ならば意味が無い。
お金は最低限食べられるだけあれば幸せだ。
顔なんていくら綺麗でも、老いればみんな一緒だ。
見かけだけ優しく、車道側をこれみよがしに歩いたり、椅子を引いてくれるのに、少し危ない目に遭った時に咄嗟に手を引いたりしてくれない人は自分にしか興味がないので、本当の意味で大切にされない。
ブランド物や高級車でいくら飾っても、それらがその人から浮いて品が悪く見えるような人は、相手のことをブランド品の一つだと思って物のように扱うだろう。
心根の美しさは変わらないし、心根の優しい人と一緒に居れば、年老いて、誰もいなくなっても、2人で支え合って生きていける。
普段から些細な、誰も見ていないところでも、同じように誰かに優しく丁寧な行動をし、表情の生き生きとした感じの見える、心根の綺麗な人と一緒になるといい。
そしてまた、自分もそうあれるように背筋を伸ばして生きて行きたい。
