ホモ・サピエンス(以下ヒト)が現在まで生き残ったのは、ヒトには虚構を信じる力があるから、らしい。
ネアンデルタール人は、ヒトより脳の容量が大きいのに絶滅した。
客観的事実から賢く判断するより、空想でも一歩先を予測してそれを信じ込んだ方が生存に有利だったということだ。
ヒトは、自分たちで作り上げた希望を信じることで、個人でなく集団として成長していく。
ともすれば新興宗教にハマったり、ナチスみたいに暴走することもあるが。
それが地球規模で見たときに強いというのが面白いよね。
非合理的だからこそ、各々の集団の分化が進み、リスクに強い。
信じる力が強いからこそ、無謀な夢に向かって努力出来る人が居る。
信じること、自己暗示が私たちヒトという種に与えられた特別な能力ならば、有効に使わない手はないよね。
お前はやれる。
お前は出来る。
なりたい自分になれる。
そう信じ込んでいこうな。
ファイトやで。