才能は個人の中にあるものじゃなくて、需要があるところに産まれるものだ。
めちゃくちゃ洗濯物を綺麗に畳む才能があっても、それって価値としてはそんなにない。
需要が多少あっても、その能力の波及する範囲が自分と身の回りに限られるから。
才能は、自分の能力がどこまでの人にリーチ出来るのか、そこにどれだけの需要があるのかで決まる。
新しい薬品を開発する力の方が、洗濯物を綺麗に畳む力より、万人に寄与するよね。
自分の能力の中で、何が一番遠くまでリーチできて、何が一番需要があるのか。
その掛け算の積が最も大きくなるのはなんなのか。
それが自分の才能だ。
自分がやりたいことじゃなくて、自分ができることを考えていきたいね。