子供の頃。
体調が悪い時、それを母に伝えると、「私の方が体調悪い」と取り合って貰えなかった。
本当に切羽詰まるとき、それを母に伝えると、「そんなに言うなら!連れてけばいいんでしょ!ほら、今すぐ!」と怒られた。
父も私を勝手に病院に連れて行くと母にキレられるので、辛いことを伝えても「お母さんに言いね」の一点張りだった。
だから、体調が悪い時に我慢するようになっていった。
祖母といる時に、本当に体調が悪いと伝えたことがあった。
「ゆかりちゃんは病院にも連れて行って貰えなくて、もつけねぇ(可哀想)」と病院に連れて行って貰えることになった。
その時に、保険証を借りに母を尋ねたんだが。
その後に、「病院にも連れて行かない酷い母親だと思われるのは私」「おばあちゃんはゆかりが生まれた時、男の子なら良かったと言った」「おばあちゃんもお前が産まれて欲しいと思ってなかった」みたいなことを言われた。
今でも、本当に体調悪くても、就業まで誰にも伝えられず我慢して勤務して、帰って熱を測ると39.8℃あったりする。
いつも、目の前が真っ白になって倒れるまで我慢してしまう。
でも、夫の前でだけ、ほんの少し辛いときに、辛いって、素直に言えるんだよね。
少しずつ、少しずつ。
いつか、倒れるまで我慢すること無くなったらいいね。
そして、息子の体調が悪いとき。
面倒だなって思ってしまう。
これが一番嫌。
早く良くなるといいね、頑張れって気持ちもあるけど。
病院連れてって、薬飲ませてるだけ毒親よりマシよな、私頑張ってる、って息子じゃなくて私に帰結する。
嫌なお薬飲んで、苦手な待合室も泣きながら頑張ってるのは息子なのに。
息子が頑張ってるのに。
ごめんね、大好き、ありがとう息子。
頑張ってくれてありがとう。
これから一緒に頑張ろうね。